新型コロナで渡航制限中のオーストラリアから緊急帰国記(その1:手続き編)

オーストラリア生活

新型コロナの影響でほぼ鎖国状態となっているオーストラリアから、特殊事情により一時帰国しました。

事実上の渡航禁止中の国の移動を大いに悩みましたが、親の病気という深刻な事情だったので帰国を決断しました。

私はオーストラリア永住者なので、規制免除の申請をして許可が出ないと出国できません。

緊急事態で動揺する中、情報が少なくて不安でしたが何とか無事に日本へ着きました。

この記事ではオーストラリア永住者が2020年8月中旬の一時帰国をした時の流れ(手続きなど)をまとめてます。

オーストラリア政府の規制や航空会社の運航状況は日々変化するので、必ず最新情報をチェックしてください。
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真っ先にすべきことは出国許可の申請

帰国する必要がある人が真っ先にすべきことは渡航規制免除(出国許可)の申請です。

オーストラリア政府渡航規制免除の申請フォームはこちらから

許可がいつ降りるかわからないので、帰国便の手配よりもまず出国許可を取ることがが先です。

出国の申請が必要な人

  • オーストラリア国籍保持者
  • 永住権保持者
  • オーストラリアとの二重国籍保持者

渡航規制免除の申請をしてオーストラリア政府からの出国許可が必要です。

 

✔学生ビザ・ワーホリビザの方々は、許可がなくても出国できるので申請の必要はありません。

渡航規制免除に申請する帰国予定日は?

政府のサイトには、出国日は申請日の2週間先から3か月以内(三か月以上先の出国日だと審査されないかも)でとありますが、場合によっては例外も認める旨の記載があります。

私の場合は、家族の病気という緊急事情だったので、イチかバチか1週間後の帰国希望で申請しました。

※申請の時点ではあくまでも帰国予定日の記入です。飛行機のチケットは許可がおりるまで取らないこと。でないと、申請許可の結果や時期によってはチケットをキャンセルする羽目になってしまいます。

規制免除申請に要したものと申請内容

paper work

申請にあたってはブリスベン領事官から来ていた、渡航規制免除の申請についての以下のメールを参照にしました。

1)オーストラリア出国の申請に当たっては可能な限りの詳細と補足資料を提出する必要があります。

2)申請にあたり、必要に応じて他の説得力のある理由を明示する必要があります。例えば、海外に住んでいる高齢の両親の世話、他の家族の事情、医療問題など、個人が出国をする必要がある説得力のある理由です。なお、その理由を証明する裏付けとなる補足資料は自らの主張を強化するのに役立ちます。

―在ブリスベン日本国総領事館

海外渡航規制免除申請フォームhttps://travel-exemptions.homeaffairs.gov.au/tep

まず申請フォームにアクセスして、国籍、ビザの種類など自分に当てはまるものを選択していきます。(簡単です)

規制免除の理由(出国の理由)を選択し、空欄にさらに詳しく説明します。

私は4番目の「人道的な理由もしくは酌量すべき事情」を選択し、空欄には親の年齢、病状などを詳しく記載しました。

次に名前やパスポート番号などの個人情報を欄に入力

フライトナンバーは現在シドニー発の唯一の直行便でANA-NH880と入力(フライトナンバーは出発日にかかわらず一緒なのでこの時点でチケットを取っている必要はありません。)

出発する予定の日時を入力(これはあくまで目安で構いません、実際の出発日がずれても大丈夫)

入力が終わったら添付書類です(添付書類がないと送信できません)。

急を要していたので出国理由を証明できる補足資料をどうしようか悩みました。

親の病状の診断書を日本から取って英訳して、、、では時間がかかりすぎるので。

結局、親の年齢や病状と今後の見通しなどを自分で詳しく書いたものに、JPのサインをもらって公式文書としました。

【JPとは、Justice of Pieceの略でオーストラリアでは書類を公的に認証するためにJPのサインが必要です。】

念のために自分の個人情報の資料も追加して、

  • パスポートのコピー
  • ビザ(永住)のコピー
  • 結婚証明書(国際結婚)のコピー
  • JP認証済みの出国理由の手紙の4点を添付して申請しました。

申請の結果はすぐに来た

permit

夜の10時ごろに申請をして、翌早朝には申請許可のメールが届きました。

なんと、申請してわずか8時間後の許可でした!

出国理由を考慮してくれてのことでしょう。

こういう時のオーストラリア政府は本当に頼りになります。精神的に参っていたのでウルっとしてしまいました。

この申請許可のメールには、私の名前、生年月日、パスポート番号、出国の理由のほか、フライト日がいつになろうと再申請の必要はないとの旨が記載されています。

※つまり申請の時点での出国予定日よりも実際のフライトが早くなっても遅くなっても心配いらないということです。

渡航規制免除の許可はパスポート(ビザ?)に紐づけされていますが、許可のメールはプリントしておいてください。帰国便のチェックインの際にこのメールの提示を求められます。

日本への帰国便の手配

出国の許可がおりたら帰国便の手配です。

現在日本への直行便は、シドニー羽田のANAのみ、週に3便(月・木・土曜日)です。

ANA(全日空)の豪州公式サイト:https://www.ana.co.jp/en/au/

私の場合ブリスベンからシドニーへの、これまた減便中の国内線も必要でした。

国内線と国際線の両方が取れないと困るので慎重に。

国際線ANA(月・木・土曜日の週3日発)の希望日の空きを確認した上で、まず乗り継ぎの国内線を先に予約し、すかさず国際線を取りました。

取ったのはこの便です⇓

(ジェットスターJQ827便)ブリスベン16:00発ーシドニー17:35着
(ANA NH880便)シドニー20:55発―羽田5:30着

日本についてからの自主隔離の手配

帰国日が決まったら日本(羽田)に着いてからの2週間の自主隔離場所を決めておきましょう。

私は直接実家には行かず、ホテル待機に決めて予約しました。

そして帰国から2週間は公共交通機関を使えないので、ホテルまでのハイヤーも手配。

待機場所・移動手段の詳細は続編記事で記しています。