【オーストラリアの真夏のクリスマス】プレゼントをめぐる親たちの熱い奮闘

オーストラリアの文化&人々

オーストラリアで一年を通して一番大きなイベント、それはクリスマス

南半球なのでクリスマスは、日本の季節と逆で真夏です。

そしてクリスマスで一番大切なのがプレゼント。それも親から子供へのプレゼントが主です。オーストラリアの親たちは、子供たちへのクリスマスプレゼントの為に、長期間かけて奮闘します。

親たちの奮闘について、義父母から聞いた話、義姉や義妹や友達家族を見て学んだことを元に、紹介していきたいと思います。

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オーストラリアの親が子供へのクリスマスプレゼントのために実行していること

プレゼントの用意は半年前からスタート

オーストラリアのお買い物セールは、特に大きなものが年に二回。会計年度末にあたる6月と、12月のクリスマスの後です。

オーストラリアの親たちの間では、6月の大きなセールで、おもちゃ等のカタログを細かにチェックし、半年前からプレゼントを買い始めるのが常識です。

ただ、気をつけなければいけないのが、「半年後のクリスマスにもこれが子供に喜ばれるか?」流行ものにとらわれないのがコツらしいです。

とにかくプレゼントの数を増やす

オーストラリアの子供たちって、本当にたくさんのクリスマスプレゼントをもらうんです。日本人の私からしたら、「こんなにあげることないんじゃないの?これじゃ甘やかしすぎだよ。」と思うほど。

ただ、プレゼントの全部が高価なわけではないのです。メインのプレゼント(自転車とかゲームとかレゴブロックとか)は一つか二つ。あとは小さなおもちゃ、洋服、ソックス、下着、本、文房具、チョコレート等のお菓子です。

日常で必要なものもクリスマスまで引っ張っておいて、プレゼントに見せかけて数をかせぐ作戦です。

うちの夫(オーストラリア人)いわく、プレゼントの多さにまず感動し、それらをワクワクしながら一つずつ、開けても開けても、まだプレゼントがある!と、いうのが、オーストラリアの子供にとっての正しいクリスマスなんだとか。

ごく一般家庭だった夫の子供時代にも、床一面がプレゼントで溢れ、歩けないほどだったとか。。。まあ、部屋が狭かったのか、思い出が美化されているのかの可能性もありますが(笑)。

我が家の息子が小さい時には、ごく平均的(当社比)に10個くらいあげていました。

ちなみに、数を増やすために、本なら1冊ずつ、ノートも1冊ずつ、ミニカーを一つずつ、チョコレートも一箱ずつと、とにかく一つずつ梱包するのがポイントです。

用意したプレゼントは12月までひたすら隠す

オーストラリアではだいたいの家庭が12月の初めに、クリスマスツリーを出します。そして、ツリーを出したらその下にクリスマスプレゼントを並べていきます。

もちろん、クリスマス当日まで開けることは許されません

半年前から用意して、着々と数が増えているプレゼントは、ツリーを出すまで、絶対に子供に見つかってはいけません。なので、クローゼットの一番上とか、車庫の奥とかにしっかり隠します

自転車やスケートボードや釣り竿など、隠しきれない大きなプレゼントの場合は、子供のおじいちゃんおばあちゃんの家に預けておくこともよくあります。

ここで要注意なのが、品物と隠し場所をメモしておくこと。実際に義姉は、自分で隠したことさえ忘れたプレゼントが何年後かに出てきたとか。。。
いざ、ツリーの下にプレゼントを並べる時には、誰へのプレゼンかわかるように個々のプレゼントに、宛て名シールを貼っておきます。

子供がサンタクロースからもらいたいものを嗅ぎつける

子供がある程度(だいたい10歳くらいまで)の年齢になるまでは、親はサンタクロースでもあるわけです。

親は自分たちからのプレゼントとは別に、子供がサンタさんにお願いしているプレゼントを嗅ぎつけて任務を遂行する必要があります。

これはタイミングが結構難しい!
子供ってクリスマス直前に心変わりすることがよくありますから。

一番安全なのは子供に、”サンタさんへのお手紙”で、プレゼントをリクエストしてもらう方法です。

ラッピングにも手を抜かない

オーストラリアのお店では日本と違って、プレゼントでも品物にラッピングをしてくれません。包装紙を買って自分でラッピングするのです。

そこで、サンタクロースからのプレゼントは、必ず他の人からのプレゼントとは別の包装紙にする必要があります。

サンタさんからのプレゼントと、親からのプレゼントが同じ包装紙じゃ絶対ダメ!
子供って年齢にかかわらず鋭いですからね。

サンタクロースからのプレゼント設置はよく確認してから!

さてさて、ようやくクリスマスイブの夜。

クリスマスツリーの下に並んでいる、たくさんのプレゼントの中に、こっそりとサンタクロースからのプレゼントを混ぜておきます。

翌日のクリスマスを前に興奮して、なかなか眠らない子供が、深い眠りに入るのを必ず確認してからです。

まとめ

いよいよ25日のクリスマス。
前日に、最後のプレゼント設置と確認作業で夜更かしして、眠い親とは裏腹に、子供はやたらめったら早起きしてきます。

そして、前日よりさらに増えている(サンタさんからのもあるから)クリスマスプレゼントを目にして、歓喜の絶叫!。

とびきりの笑顔で、一つずつビリビリと、派手に開けていきます。

気分が高揚してるので、ソックスにさえ大喜び。

メインの大物プレゼントには、感激で涙する子供さえいます。

そして、その幸せそうな子供の姿こそが、親への何よりのクリスマスプレゼント。我が子のために、半年もかける熱い奮闘が、最高のプレゼントなって自分に返ってくるわけです。

こうして、子供たちは、一年で一番うれしいこのクリスマスの体験を覚えていて、自分が親になった時に、自分の子供へと伝えていくのです。