【オーストラリアの高校生】勉強だけでなく課外活動が高く評価される

課外活動学校・教育

大学入試が日本の制度とは違うので、いわゆる受験戦争がないオーストラリア

大学別の入学試験はなく、12年生(高校三年生)の一年間の成績(&州の統一テスト)で志望校、志望学部に入れるかが決まります。

当然、この一年は目標に向かってみんな必死に勉強します。

けれども、日本の高校3年生(受験生)が大学受験に向けて部活を引退し、勉強一筋に専念するのとはちょっと様子が違うのです。

オーストラリアの高校生は三年生になって勉強が大変になっても、スポーツや音楽、その他の課外活動を止めません。

むしろバイトや生徒会活動やボランティアなどが増えるほどです。

課外活動に積極的に参加している生徒は、大学進学に際してもプラスになります

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オーストラリアの高校生 どんな課外活動がある?

英語では「co curricular activity」という、課外活動

どういうものがあるのか具体例を挙げてみます。

スポーツ

high school sports

・球技
ラグビー(一番の花形)、サッカー(男女とも)、テニス、クリケット(かなり人気)、ホッケー、バスケットボール、ネットボール(女子のみ)、バレーボールなど。

ちなみに、オーストラリアでは野球は人気ありません。というか、野球をしている人を見たことがないくらいです。

・水中スポーツ
水泳、水球、ボート競技、セーリングなど。

・その他
陸上競技、器械体操、バレイ(女子にかなり人気)、ダンス、柔術、乗馬(その為の馬を飼っている家も多い)など。

芸術

一番多いのは音楽です。

楽器を習っていて、その楽器で学校のオーケストラやバンドに入っている、または合唱団に入っている子も多いです。

ドラマ(演劇)は授業でもありますが、学校の外で本格的に習っている子もけっこういます。この生徒たちによって行われるミュージカルはびっくりするほど本格的です。

生徒会活動

生徒会のCaptain(生徒会長),Vice Captain(副会長)。
学校の代表としてオープンデーに挨拶をしたり、式典、朝礼の司会やスピーチを任されます。

どこの学校にもハウス(縦割りのグループ)があり、それぞれのハウスキャプテンも重要な役割です。

奉仕活動(ボランティア)

beach rescue

多くの高校生が関わっているのがライフセーバー

ビーチ王国であるオーストラリアならではのボランティアであり、ビーチまたはプールの監視員です。

あと一般的なのが、ビーチゴミ拾い洗車をして募金活動、老人ホームの慰問、体の不自由な人の家での雑用(ペンキ塗りとか芝刈り)、教会の慈善事業などです。

その他

ディベート(debate)、チェス(小学生の時にしっかり授業で習います)、ロボティックス(ロボット作り)、数学クイズ他言語スピーチ、など。

更にアルバイト、職業体験も重要

課外授業とは別ですが、オーストラリアの高校では11年生(高校二年生)か12年生(高校三年生)の時に、学校のカリキュラムとして職業体験をします。

これは、将来自分が進みたい分野の職場に申し込んで、実際に1週間くらい体験させてもらうものです。

ちなみに、ウチの息子は医療関係の職場体験をしましたが、実際の現場で見学させてもらい、親切な説明も受けて、とても貴重な経験になったそうです。

オーストラリアでは法律的にアルバイトは14歳からできることになっています。

高校生になると、ほとんどの生徒が勉強の傍ら、何かしらのアルバイトをしています。

大学生になってバイトを探す時に、それまでに経験値があると雇ってもらいやすいとか。早いうちにお金を稼ぐ苦労を身を以て体験するのは良いことだと思います。

まとめ 課外活動は大学進学に役立ちます

university

というわけで、オーストラリアの高校生。三年生になったからといって、せっかく続けてきたスポーツや音楽などの課外活動を、勉強一筋のために止めてしまうのではなく、バランス良く続けていきます。

バランス良くとは言っても、実際に息子やその同級生を見ていると、笑っちゃうくらい(鬼親)、超過密スケジュールです。

例えば、

  • 月曜日の朝はオーケストラで練習。夜はバイト。帰宅後に翌日の朝礼でのスピーチ作り
  • 火曜日と木曜日はラグビーの練習
  • 水曜日はディベート(約100km離れた会場のこともあり…)
  • 金曜日はオーケストラの朝練
  • 土曜日はボランティアでビーチのゴミ拾い。

もちろんその合間に容赦ない授業の課題と毎日の勉強を集中してこなさなければいけません。

 

ここで朗報です。
いろんな分野でがんばった12年生(高校三年生)は、大学進学の時に報われます。

学校の成績だけではなく、課外活動を重視する学部があるんです。

または、特待生、奨学金の申請をする場合は、必ず課外活動について問われます

実際に昨年、息子が大学の願書を出す際に、課外活動について記載させる大学、学部がいくつもありました。

願書で問われた内容は、だいたい以下の通りです。

自分が今、関わっている課外活動は何か?
それらを通して何を培ったか?
その経験が自分の進みたい学部でどう活かせそうか?

 

もし課外活動をしていなかったら何も記載できず、いくら成績が良くても不利ですよね。

逆に勉強と両立して課外活動をやり遂げた生徒は、自信を持って答えられ、大学側から高評価を受けるのです。

スポーツでも音楽でもボランティアでも、勉強と両立することによって、時間の管理や集中力がつきます。

そして課外活動が、バランス良く生活に潤いを与え、人間力や協調性も身につきます

つまり大学側としては、勉強一筋ではなく、”課外活動の多様な経験を通して、人間的に成長していることが大切だ”と、見なしているのです。

かといって、大学進学の時に有利になるからという理由で課外活動をするのは無理があります。

勉強がとっても大変な年に課外活動もやっていくには、本人がそれが好き!やりたい!という気持ちが大前提ですね。

実際にまじかで息子たち12年生を見ていて、「すごく忙しくて大変なのに、皆んなどれも心底楽しんでいるな」と感心しましたから。

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