渡航制限中のオーストラリアから緊急帰国記(その2:空港・機内の様子) 

オーストラリア生活

渡航制限中のオーストラリアから特殊事情により緊急帰国した記録(その2)です。

コロナ禍で国内線も国際線も運休や減便になっており、出国当日も利用便がキャンセルにならないかヒヤヒヤでした。

この記事ではオーストラリア出国の際に体験した、緊迫した空港の状況と機内の様子をまとめてみました。

緊急帰国記(その1:規制免除申請の手続きなど)についてはこちらの記事をどうぞ⇓

これは2020年8月中旬に出国した記録です。状況は日々変化しますので、渡航の際には最新の情報を確認してください。

スポンサーリンク

国内線乗り継ぎのためブリスベンへ

現在、オーストラリから日本への唯一の直行便ANAはシドニーからのみ発着です。

QLD州に在住する私は、まず最寄りのブリスベン空港から国内線でシドニーに移動しました。

利用したのはブリスベン16:00発ーシドニー17:35着のジェットスター機です。

ブリスベン空港の状況

airport seat

この時期に飛行機の乗客は少ないので、ブリスベン空港は予想以上にガラガラ。

利用客は少ないのに、警察と軍隊の人があちこちに仁王立ちしていてなんとも異様な雰囲気が漂っています。

※現在QLD州は、NSW州・ACT・VIC州との州境を封鎖中

これらの地域からの到着便は厳しく見張られていました。(これらの地域からのQLD入州者は14日間の強制隔離)

一方、QLD州から他州への移動は規制がないので、順調にチェックイン荷物を預けゲートに直行。

もちろん、どの場面でもソーシャルディスタンスは厳守です。

ベンチも1人おきにしか使えないようになっています。

でもその時点ではQLD州での感染者はゼロだったせいか、マスクをしている人は半分ぐらいでした。

ハンドサニタイザー(除菌剤)が空港内の至る所に設置してあるはとても便利でした。

ジェットスター

機内では全員マスクの着用が義務付けです。

搭乗する時に、各自がマスクとアルコール除菌シートのセットを受け取ります。

機内の座席は30%くらいが埋まっている程度で、隣り合わせに座っている人は誰もいませんでした

ちょっとしたトラブルがあったとかで出発が遅れて気をもみましたが、30分遅れの18:05に無事シドニー空港に到着。

シドニー空港

※シドニー空港は国内線と国際線のターミナルが遠く離れていて歩いては移動できません

国内線と国際線ターミナル間のシャトルバスはすべて運休中

普段はシャトルバスを利用するのですが、現在、ターミナル間の連絡バスは一つも動いていません。

なので、タクシーか公共の電車(airport link)を使いましょう。

事前にその情報を得ていたのでよかったですが、知らなければ慌てていたと思います。

私は電車(airport link)で移動しました。(慣れないのでドキドキしながら)

電車乗り場は、baggage claim(預け荷物受け取り)の近くの”trains””の看板通りに行けば大丈夫。

「International Terminal」は一駅で、料金は$6.70。電車は10分おきくらいに出ています。

このサイトが写真付きでわかりやすいです⇓

シドニー空港 国内線>国際線ターミナル移動

 

※私はQLD州からの移動だったのでシドニー空港に着いてからの規制がなく、荷物の受け取りまで自由に迅速に動けました。

(VIC州からの方はシドニー到着後に規制があって、移動に時間がかかるようなので確認してください。)

ゴーストタウンのような国際線ターミナル

電車で一駅乗ると、インターナショナルターミナル(国際線)に到着です。

そこは薄暗い、誰もいない、、、いつもにぎやかなあのシドニー国際線ターミナルとは程遠い状況でした。

チェックイン場所に行き着くまでほとんど誰にも会わなくてとにかく心細かったです。

その日の午後の国際便はANAとカタール航空のたった2便。

誰もいないどころか、空港内の電気もほとんど消えていてカフェがかろうじて2店開いていたのみ。

免税店ももちろん閉まっています。

ANAにチェックイン

薄暗い中にパーンと明るいANAのチェックインカウンターを見つけた時は心から安堵しました。

帰国理由になった親の急病という心配と渡航制限中の移動という不安が、ANAのスタッフさんたちの笑顔にどれだけ和まされたことか。

※永住者や二重国籍の出国の場合は、ANAチェックインの際に、オーストラリア政府からの渡航規制免除の許可のメールが必要になります。

許可がおりた時点でビザに紐づけされていますが、メールをプリントして持っていると手間が省けます。

(学生さんやワーホリの方など居住者以外は許可は必要なく出国できます。)

チェックインが済んだのが19:00ごろ。

20:55発の便には充分時間がありました。

そのまま出国手続きに進み、搭乗口付近で水を1本買って一息つき待機していました。

ANAの新型コロナ対策と機内サービス

その日のANAの機内はガラガラで、座席は10~20%埋まってる程度。

一列に9席あるうち、多くて2席埋まってる状況でした。

私も窓側の3席を占領、荷物も上に収納することなく隣の席に置けて便利でした。

※機内では始終、全員マスク着用が義務です。

座って間もなく希望者にアルコール除菌シートが配られます。

私はその除菌シートでひじ掛けやテーブルやリモコンを消毒しました。

ブランケットはクリーニング済みの袋に入ったものが備えてあります。

いつもと違い、席のポケットに機内誌や免税品のカタログはありません。

機内での免税品の販売もありません。

シートベルトサインが消えて間もなく、羽田の検疫に必要な書類が数枚配られます。

  • どの国から渡航してきたか
  • 日本に到着後14日間の待機場所
  • 待機場所までの移動方法
  • 日本での連絡先などー検疫書類の詳しい内容は(その3)次の記事でー

書類を記入し終えた頃に夕食と飲み物が配られます。

緊張していて写真を撮り損ねましたが、チキンのパスタ、マリネサラダ、小さいお惣菜など。

夕食が片付けられた後に、「好きな時に食べてください」ということでスナックの詰め合わせが配られました。

その後、到着までの間に飲み物のサービスは何度もありました。

機内サービス以外で気づいたのは、スタッフさんが

  • こまめにゴミを回収していた
  • トイレのアルコール消毒掃除をとても頻繁にしていた
    の2点です。

この時期に飛行機を利用するのはかなり怖かったのですが、ANAスタッフさんの誠意ある心配りに安心して休めました。

ANAの新型コロナ対策:https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/coronavirus-travel-information/

まとめ:順調にいくようにできることは事前に

以上、渡航制限の中で無事にブリスベンから乗り継ぎシドニーからANAに搭乗した記録です。

運よく順調にいきましたが、移動は始終ドキドキハラハラでした。

少しでも空港でスムーズにいくように、事前のオンラインチェックインをお勧めします。

出発の24時間前からできますので。

羽田空港での検疫については緊急帰国記(その3)に続きます。